星空探見

星空撮影に関することを何でも質問してね!(星・撮影・環境・色彩・レタッチ・etc) 難しいことは「何となく分かる」ように回答するよ! ※頂いた質問は「星空の撮り方(Q&A)」の本に、匿名で掲載する場合があります。

ハイディンガーのブラシ1

シュレディンガーでもなければ、ネコでもない、

その名は・・・、ハイディンガーのブラシ!

 

明日からこの厨二病ワードが使いたい!

今そう思いましたね?(思いません!)

 

今回は、光や空の知識がない方にはかなり難しい内容かもしれませんが、ハイディンガーのブラシについて、いつも通り、何となく分かるをモットーに2回に渡って説明します!

ただ、この用語は、一言でまとめるのは非常に難しいものでして、いつもの「何となく分かるような説明」の「何となく」レベルがマシマシになります。(そもそもこの言葉の定義自体が曖昧なため)

 

はい、では、いきなり、何となく説明です!

 

 

ハイディンガーのブラシとは・・・!

 

「偏光しているものを見たときに、ブラシのようなぼやけた縞の見え具合には個人差があるぞ!」ということを、ハイディンガー(1846年の地質学者)が言った。

だから、ハイディンガーのブラシ!

 

 

つまり・・・、

 

「ブラシのようなぼやけた縞が、はっきり見える人は、偏光した光をはっきり感じられる能力者です!」

みたいなアレ系!

 

 

 

で、本記事で僕が最終的に繋げようと企んでいる結論が以下です。

 

【結論】

「偏光した光の視覚能力が高い人は、空の大気光学現象を見る能力が高いと言えるか?→僕は言えないと思います。」

 

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それでは、もう少し詳細を知りたい方向け説明を書きます。

「そんなことより、自分が能力者かどうか知りたいから、それだけ教えてくりゃれ!」

という、すぅぐ自分が能力者か知りたがる同士のために、先にその方法を説明します。

 

【方法】

偏光しているものとして、例えば、真っ白を映した液晶モニタを見て、頭をゆっくり左右に傾けて、縞の見え具合を実感するだけです。

僕は液晶モニタを使った方法が一番分かりやすかったですが、他には特定の角度で見た青空(←これ伏線)などがあります。

 

 

第1回は以上!詳細は第2回にします!

 

そして、第2回の記事の前に、大気光学現象についてさらっと紹介する記事を書きます。そもそも、イメージができないと・・・ってところがあると思いますのでっ。

 

 

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