星空探見

星空撮影に関することを何でも質問してね!(星・撮影・環境・色彩・レタッチ・etc) 難しいことは「何となく分かる」ように回答するよ! ※頂いた質問は「星空の撮り方(Q&A)」の本に、匿名で掲載する場合があります。

大気光学現象をさらっと紹介

僕が最近取り組んでいるのが、大気光学現象を楽しく探せるようになるような、なんとなく法則をつくることなのですが、それと同時に、綺麗に撮影・画像処理する方法を探見しています。その結果、四六時中、空の様子が気になって仕方がない大気光学現象中毒になりそうになってしまいました(笑)。(ちなみに、星空を追い続けて、昼間も空を見るのが好きになって、大気光学ジャンキーなったというパターンの方は結構多いです)

ちょっと、イメージをつくるために、僕が過去に撮影した大気光学現象の写真を探してきました。

以下に紹介します。なお、数え切れないほどある大気光学現象の一例で、頻度は標主観ですよ。

 

■週に1回ぐらいは見られるの

普通の虹・内暈・環天頂アーク、タンジェントアーク・彩雲・薄明光線・幻日

 

■季節や場所の制約が狭くて見られにくいの

副虹・映日・光環・反薄明光線・ハイリゲンシャイン・だるま

 

■珍しいの

過剰虹・外接暈・パリーラテラル・幻日環太陽柱・赤虹・白虹

 

■超珍しいの

180°反薄明光線・二色虹・月虹

 

■奇跡的なの

CNRM非分類虹・月柱・太陽アーク・映日アーク

 

■何それおいしいの?

44°幻日、向日、リリェクヴィスト

 

 

大気光学現象の定義の範囲など、ホントは一悶着あるのですが、そういうことを言い出すと冷めて楽しくなくなっちゃうので、今後とも細かい定義の差異などは、口を酸っぱくして言わないです。そもそも、そういう厳密定義論は嫌いではないのですが、本ブログの主旨と反するので、やるとしても時と場所を変えて、「そういうのやりまーす!」ってちゃんと区別してやります。あ、ただ、「ハロ」という言葉に関しては、他の大気光学現象を含めて表現される場合が結構あるので、注意したい人は注意してもいいかも?!今回は、そういうのやらないので、知らなくてもだいじょぶです。

それから、写真に写った、大気光学現象を絞り込むのは、時間と場所が分かれば、消去法でできるのですが、100%それだ!と言うことは、専門家でも判断に窮する場合があるものです。なので、僕なんかは「○○かな~?」って気持ちで探したりするのですが、そこが楽しいんです!

 

それでは写真です。

分かりやすく極端に強調処理をしています。逆に何も画像処理をしないと不自然に写るので、自然になるように画像処理をしたものもあります。(特にSONYのカメラは他社に比べて、色が不自然に写るので、それを見たままに戻すのが毎回大変なのですorz)

 

 

始まりの反薄明光線 @ニュージーランド フォーボー海峡

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↑標がこの世界に入ったきっかけ

 

彩雲と飛行機雲 @神奈川県 横浜市・・・だったと思う

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霧虹 @北海道 礼文島

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過剰虹(←次回の伏線) @神奈川県 横浜  

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月による彩雲 @多分愛媛県

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幻日&タンジェントアーク @沖縄県阿嘉島

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反薄明光線(&かなとこ雲) @沖縄県 池間島

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金星光環 @沖縄県 某島

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180°反薄明光線 @沖縄県 某島

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超マルチディスプレイ @高知県 沖の島 近海

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CERN非分類虹(主副虹色数欠如系) @沖縄県 渡嘉敷島 近海

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今回は以上です。

次回、ハイディンガーのブラシの後半の説明となります!